★強調されて出てきた粒子を取り除く
前回のアンシャープマスクでお顔がくっきりとなりました。
その分境界線の違いが強調されて粒子が目に見えて出てきたりします。
それを取り除く機能がダスト&スクラッチです。簡単にいえばゴミとり機能です。
最初からゴミが明らかなら、その段階で使ってもいいです。
ダスト&スクラッチについて
今回は服にあえてごみをつけておきました。
上のメニューより フィルター→ノイズ→ダスト&スクラッチ と進みます。
ウィンドウを開きます。
おなじみスライダーで数値を変更します。
・半径
塗りつぶすピクセルサイズ。大きいほどゴミをよく取るが、
大きすぎるとゴミ以外の部分にも影響を及ぼす。
・しきい値
ピクセル間の濃度差をどれくらいで適用させるか。大きいほど画像を保護する。
しかし、大きすぎるとゴミ部分まで保護するのでゴミが消えなくなる。
基本的に画像上のゴミが消えるまで半径を上げてゴミを消します。
そうするとゴミ以外の部分も影響を受けてにじんだような画像になってしまうので、
次にしきい値をあげ、にじみから保護するという感じです。
これもプレビューをみながら一番いい値にします。
大体半径は1、しきい値は9~12からスタートする人が多いみたいです。
僕は半径3~4、しきい値2で始めて少しずつ数値を変えていきます。
ちなみに半径を大きくしすぎると、
目のあたりをみると分かりやすいです。にじんだ感じになっています。
こんな感じですね。
元がこれなので、服のゴミが綺麗になりました。その分顔が多少にじんでいます。
大きいごみが多かったので仕方ありませんが、
小さいごみの場合だったり、ごみの部分だけ選択したり工夫すれば、あまりにじまないと思います。
今回はここまで。
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