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画質の悪い元写真での葬儀用写真の作り方④ ~人物の位置変更と不要な輪郭を消す~

★人物の位置と大きさを決める

前回切り抜いた写真は小さいので、ここで以前使った自由変更で位置と大きさを調整しましょう。

ここで一つ注意点がありまして、このまま自由変形をしてしまうと、

このように切り抜いた写真と、元の原本の位置がバラバラになってしまいます。

これだと消しすぎた場合とか、元に戻したい部分があったときに修正が難しくなります。

なので、両方のレイヤーを選択した状態で変形しましょう。

レイヤーを複数選択する方法はフォルダを複数選択する場合と同じで、ShiftかCtrlを押しながら選びたいレイヤ

ーをクリックしてください。

複数のレイヤーを選んだ状態でも同じように変形できます。

位置、大きさが一致していますね。

大きさに関しては、体勢が整っている写真の場合はもう少し引きでもいいかも。

要な部分を消しゴムツールで消す

消しゴムについて

切り抜いた輪郭の不要な部分を消します。

メニューバーの消しゴムのアイコンを長押しして、消しゴムツールを選択しましょう。

選んだら人物の輪郭に沿ってカーソルを動かします。ドラッグしているときだけ消しゴムが消してくれます。

消しゴムにも設定があって直径、硬さ、不透明度などを決定します。

直径  :消しゴムの1度に消す範囲の直径                                  硬さ  :消した後の消し口の硬さ 数値が多いほど鮮明に、少ないほどぼやけた感じが出ます                         不透明度:消しゴムの濃さ 100%だと完全に消します。数値が少ないほど薄く消します。

不透明度は上のメニューの不透明度、硬さと直径は消しゴムツール選択時に画像の上で右クリックすると調節で

きます。

実は、硬さと直径はAltと右クリックを押しながら上下左右すると、さらに直感的に変えられます。お試

しあれ。

それと感覚は人それぞれですが、僕は輪郭を消すときの設定は、

服等を消す場合は直径約100、硬さ約50で、顔等のくっきりさせたい部分を消す場合は

直径100以下、硬さ約60でやっています。

➁髪の毛の消し方について

髪の毛の消し方は特殊です。

まず、なんとなく髪の毛の堺目まで不要な部分を消してあげましょう。

これだと髪の毛が、切り取った感がありますね。

不透明度約30、硬さ0で、毛の流れに沿って消しましょう。

今回の写真は短髪なので、輪郭に垂直に細かく動かして整えていきましょう。

うちから外へはねるように動かすといいと思います。

境界線がくっきりしすぎず、自然になります。

おしまい。

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